IBO2026に向けた冬期特別セミナーにて、エッペンドルフ株式会社によるマイクロピペットセミナーが開催されました
国際生物学オリンピック・リトアニア大会(IBO2026)の日本代表候補者12名を対象とした冬期特別セミナーにおいて、エッペンドルフ株式会社 高田真樹 博士によるマイクロピペットセミナーが開催されました。
| 日 時 | 2025年12月25日(木)9:10~11:10 |
| 場 所 | 東京大学 駒場I地区 21 KOMCEE EAST 3階 |
| 講 師 | 高田真樹 博士(エッペンドルフ株式会社) |
| 実習支援 | 加藤 明 東海大学 准教授(JBO運営委員) |
| 笹川 昇 東海大学 教授(JBO運営委員) | |
| 浅井 将 横浜薬科大学 准教授(JBO運営委員) | |
| 大間陽子 埼玉医科大学 講師(JBO運営委員) | |
| 岩間 亮 東京大学 助教(JBO運営委員) | |
| 福田裕子 東京大学 技術員 |
協力:エッペンドルフ株式会社 エッペンドルフチューブやマイクロピペットを世界で初めて開発したドイツ企業です。 生命科学分野の研究や臨床検査において、毎日のように使用される器具や消耗品を製造・販売しています。 最高品質の製品とサービスで、科学や産業の発展に貢献できるよう取り組んでおります。
冬期特別セミナー
日本生物学オリンピックで選抜された日本代表候補生徒12名を対象とし、国際大会で求められる基本的な実験技術の習得を目的として、毎年12月に開催されています。具体的には以下の狙いがあります。
- 講義や実験を通して書籍では得ることができない生物学の醍醐味を知る。
- 統計学など学校の授業で学ぶ機会の少ない分野の理解を深め、実際に統計処理による実験結果のデータ処理を行う。
- 合宿形式のセミナーを通して互いに交友を深め、切磋琢磨する機会を得る。
内容
国際生物学オリンピックの実験試験では、マイクロピペットの基本操作を確実に身につけていることが重要です。微量な液体を正確に量り取り、狙った通りに分注できるかどうかが、実験結果の信頼性や再現性を大きく左右するためです。これは競技だけでなく、実験生物系の研究者が日々の実験で最も頻繁に使う基本スキルの一つでもあります。一方で、日本の中学生・高校生がマイクロピペットに触れる機会は必ずしも多くはなく、あったとしても系統立てて学ぶ機会は多くありません。本セミナーは、そのギャップを埋め、国際生物学オリンピックへの挑戦を支える重要な取り組みとなっています。
本セミナーでは、実際にマイクロピペットの製造・販売を手掛けてきたエッペンドルフ株式会社の高田博士のご協力を賜り、マイクロピペットセミナーを開催しました。高田博士にセミナーを行っていただくのは、今年で3年目となりました。実際の研究現場においても、マイクロピペットはそれぞれの研究者が日常的に使っていますが、研究者ですら見落としがちなポイントは多数あります。今回、マイクロピペットの構造を理解するとともに、正しい取扱いができるようため、マイクロピペットを実際に使う演習を交えて講義していただきました。代表候補生からの積極的な質問も多く、充実したセミナーとなり、マイクロピペットを詳細に理解することに繋がる機会となりました。
当日の様子








