日本生物学オリンピック 2014　代表選抜試験

代表選抜試験の実施と出題された問題

第26回国際生物学オリンピック日本代表決定

～　デンマーク／オーフスで開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を深める　～

　国際生物学オリンピック日本委員会（委員長：浅島　誠）は、第26回国際生物学オリンピック（2015年7月12日から19日までの8日間、デンマーク／オーフスで開催）に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
　日本代表および次点者は、全国3,265名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる、数回の合宿を含む特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。　（発表：4月9日）

第26回国際生物学オリンピック日本代表（五十音順）

氏　名	フリガナ	性別	在学校（所在地）	学年
石田晴輝	イシダ　ハルキ	男	灘高等学校(兵庫県)	３年
末岡陽太朗	スエオカ　ヨウタロウ	男	筑波大学附属駒場高等学校(東京都)	３年
竹本亮太	タケモト　リョウタ	男	広島学院高等学校(広島県)	３年
宮田一輝	ミヤタ　カズキ	男	愛知県立岡崎高等学校(愛知県)	２年

同　次点者（五十音順）

　日本代表に参加できない事由が発生した際、かわって国際大会の日本代表となります。なお、次点者も日本代表と同じ特別教育などに参加します。

氏　名	フリガナ	性別	在学校（所在地）	学年
瀬川和磨	セガワ　カズマ	男	福島県立福島高等学校(福島県)	３年
松本篤弥	マツモト　アツヤ	男	開成高等学校(東京都)	３年

日本代表の抱負

石田　晴輝 　灘高等学校　３年生（兵庫県）

　日本生物学オリンピックに参加し、勉強するなかで、大きく成長できたことを実感しています。「キャンベル生物学」を読むなかで生き物の面白さや神秘を多く知り、さらに興味も増しました。生物学オリンピックで出会い、共に闘った仲間たちの応援に応えられるよう頑張ります。そして国際交流も楽しんできます。 末岡陽太朗 　筑波大学附属駒場高等学校　３年生（東京都）

　中学１年生からずっと夢見ていた舞台にやっと立てることがとても楽しみです。今まで支えてくださった先生方や先輩達、そして生物部の仲間･･･。生物学の面白さを教えてくれた皆への感謝を胸に、デンマークでの一週間を満喫したいと思います。 竹本　亮太 　広島学院高等学校　３年生（広島県）

　日本代表として良い結果を残すことができるように、また他国の代表の方との交流を通じて、自分の世界を広げることができるように、最高の準備をして国際大会に臨みたいと思います。 宮田　一輝 　愛知県立岡崎高等学校　２年生（愛知県）

　生物学オリンピック本選を通して生物学の面白さをより知ることができました。私がここに来られたのは「生物が好きだ」という気持ちを持ち続けたからです。興味のままに進んだら結果がついてきたのです。国際大会は勝負の場。力をつけるのはもちろんですが、好きなものを楽しむという気持ちを忘れません。

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