吉崎誠先生のご逝去を悼む
2011年9月10日夜に吉崎(正しくは立崎)誠 JBO運営副委員長がご逝去されたことを知り、この突然の悲報に驚くと同時に言葉を失いました。享年68歳でした。
吉崎先生は、お亡くなりになる10日くらい前にも、東北地方、とりわけ青森県や秋田県の高校を訪問されて、日本生物学オリンピックへの参加を直接呼びかけてこられ、そのことを力強いメールでお知らせいただいておりましただけに、今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
日本生物学オリンピック
日本生物学オリンピックは、高校生・中学生の皆さんを主な対象として生物学の面白さや楽しさを体験してもらうことを目的とする全国規模のコンテストです。また、国際生物学オリンピック日本代表選考を兼ねています。あなたもチャレンジしてみませんか!
メッセージ
日本生物学オリンピックとは
日本生物学オリンピックは20歳未満で大学に入学する前の青少年の皆さんを対象とした全国規模の生物学に関するコンテストです。日本生物学オリンピックは、国際大会に派遣する日本代表選考を兼ねています。
日本生物学オリンピックには、予選、本選、および国際大会への代表選抜試験があります。はじめの予選では、理論問題による試験を行い、約80名でおこなう本選に進む者(ただし、国際生物学オリンピックに派遣する日本代表の選考も兼ねるので内30名以上は高校2年生以下とします。)を選抜します。本選は、8月に3泊4日の合宿形式で実施します。この期間には国際生物学オリンピックを模して作成された実験問題を中心とした試験の他に生物学研究者との語らいを深める機会、研究施設での体験、参加者同士の交流など多彩なプログラムが盛り込まれています。本選までの成績優秀者には賞が授与されます。また、高校2年生以下の成績優秀者約15名は3月に行う国際大会への代表選抜試験に参加できます。
代表選抜試験では、国際生物学オリンピックレベルの理論問題や生物学の基本的な考え方をためす記述試験を行い、優秀な実力を示し、かつ国際生物学オリンピックの参加資格を満たす4名を日本代表として選抜します。日本代表に選ばれた生徒たちは、大学などの先生による講義、実験などの特別訓練、通信添削による指導などでスキルアップを図り、国際生物学オリンピックに派遣されます。
※1 「国際生物学オリンピック」(International Biology Olympiad : IBO)
「国際生物学オリンピック」(International Biology Olympiad :IBO) IBOは、国際コンテストへの挑戦の機会を生物学の才能を有する生徒にあたえ、彼らの才能を伸ばし、将来の科学者を育てることを目的としています。
1990年7月に旧チェコスロバキアのオルモウツで第1回が開催されてから毎年開催されています。2009年7月に茨城県つくば市で開催された第20回国際生物学オリンピックには56ヵ国から221名が参加しました。この大会で日本は代表全員がメダルを得たばかりでなく、初の金メダルを獲得するなど、過去最高の結果をおさめました。2010年7月には韓国で第21回国際生物学オリンピックが開催されます。


