第23回国際生物オリンピック 日本代表選抜試験

代表選抜試験(3/20)実施と出題された問題

 2012年7月にシンガポールで開催される国際生物学オリンピック世界大会の日本代表を選抜する試験を2012年3月20日(火・祝)に実施しました。

 代表選抜試験に出題された問題および出題意図・解説を公開します。

第23回国際生物学オリンピック日本代表決定

~シンガポールで開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を競う~

 国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:浅島 誠)は、第23回国際生物学オリンピック(2012年7月8日から15日までの8日間、シンガポールで開催)に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
 日本代表および次点者は、全国2,453名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる何回かの強化トレーニングを受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。

発表文 (2012.4.13) PDF

第23回国際生物学オリンピック 日本代表(50音順)

氏 名

フリガナ

性別

在学校(所在地)

学年

荒木 大河

アラキ タイガ

宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎県)

高3年

野田 夏実

ノダ ナツミ

桜蔭高等学校(東京都)

高3年

前田 智大

マエダ トモヒロ

灘高等学校(兵庫県)

高2年

依田 和樹

ヨダ カズキ

筑波大学附属駒場高等学校(東京都)

高3年

 
 同 次点者(50音順)  日本代表に参加できない事由が発生した際、かわって国際大会の日本代表となります。なお、次点者も日本代表と同じ強化トレーニングなどに参加します。

氏 名

フリガナ

性別

在学校(所在地)

学年

石原 愛心

イシハラ メグミ

兵庫県立姫路西高等学校(兵庫県)

高3年

鈴本  遼

スズモト リョウ

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県)

高3年

 国際生物学オリンピックは、世界の中等教育学校の生徒を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されています。1990年の第1回大会(旧チェコ・スロバキア/オルモウツで開催)から数えて第23回となる2012年の国際大会はシンガポールで開催されます。


日本代表の抱負

荒木 大河 宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎県)
このようなチャンスを与えていただき、関係者の方々に感謝すると共に、オリンピックという大舞台に参加できることをとても光栄に思っています。大会では、日本代表の名に恥じぬよう、そして母校の後輩たちに「地方の公立高校生でもやればできる」ということを身をもって示せるよう、頑張ります。

野田 夏実 桜蔭高等学校(東京都)
日本代表に選んで頂けてとても嬉しいです。応援してくれる、友達、先輩方、諸先生方の気持ちに応えられるように頑張ります。代表団としてお互いを高めあえる良いチームになって、特別教育も国際大会も思い切り楽しみたいです。

 

前田 智大 灘高等学校(兵庫県)
このような機会をいただき、たいへん嬉しく思います。国際大会では、試験で全力を出し切るとともに、世界中から集まった生物好きの仲間に刺激を受けて、さらなる成長に生かしたいです。

 

依田 和樹 筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
学校の先輩方が活躍されているのを見て、ずっと憧れてきました。これを機に様々な方々と交流を深め、生物学をより一層学びたいと思います。

 

めざせ 第23回国際生物学オリンピック(IBO2012)シンガポール大会

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