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生物実験のワザを鍛える

生物学オリンピックで求められる実験技術

    国際生物学オリンピックでは試験で課題として課す可能性のある項目をガイドブックGuide Book)のなかにリストしています。

    このページでは いくつかの実験技術をとりあげて それをどのようにしたら鍛えられるかを説明します。

    推薦図書として生物学オリンピック問題集 [実験編] (2015)があります。

IBO 実験問題のための基礎技能

I 科学的処理能力
    1 観察
    2 計測
    3 グループ化 あるいは 分類
    4 関係の発見
    5 計算
    6 データ処理とプレゼンテーション:グラフ、表、チャート、図、写真
    7 予測/計画
    8 仮説の設定
    9 作業の明確化:範囲、条件、想定
    10 変数の特定と制御
    11 実験:実験設計、実験実施、結果/データの記録、結果の解釈、結論の誘導
    12 適切な精度による数値結果の表示(有効数字)
II 生物学的基礎技術
    1 拡大鏡を用いた生物体の観察
    2 顕微鏡を用いた作業(対物レンズの倍率は 45 倍以下)
    3 実体(立体視)顕微鏡を用いた作業
    4 プレパラートの描画(顕微鏡などより)
    5 数字コードで記された生物学用語の表による生物学的描図の正確な描写
III 生物学的方法
    A 細胞学的方法
     1 解離と押しつぶし法
     2 塗布法(なすりつけ法)
     3 細胞染色とスライドの準備
    B 植物解剖と生理学の研究方法
     1 植物の花の解剖、花式図の作成
     2 植物の他の部分の解剖:根、茎、葉、実
     3 フリーハンドによる茎、葉、根の薄片の作成
     4 植物組織の染色(例えばリグニンなど)、プレパラートの作成
     5 光合成の基本的な測定
     6 蒸散の測定
    C 動物解剖と生理学の研究方法
     1 無脊椎動物の解剖
     2 小無脊椎動物のホールマウント・スライド
     3 呼吸の基本的な測定
    D 行動学的方法
     1 動物行動の定義づけと解釈
    E 生態学的および環境的方法
     1 個体数密度の推定
     2 生物量の推定
     3 水質の基本的な評価
     4 空気の質の基本的な評価
    F 分類学的方法
     1 二分式検索表の使用
     2 簡単な二分式検索表の作成
     3 最も一般的な顕花植物の各科の同定
     4 昆虫の目の同定
     5 他の生物の門や綱の同定
IV 物理的および化学的方法
    1 分離技術:クロマトグラフィー、ろ過、遠心分離
    2 単糖、多糖、脂質、タンパク質(フェーリング反応、ヨウ素反応、ビウレット反応)の標準分析
    3 滴定
    4 点滴法と除去法を用いた定量
    5 希釈法
    6 ピペッティング(マイクロピペットの使用を含む)
    7 顕微鏡(血球計算板の使用を含む)
    8 光の吸収の測定
    9 ゲル電気泳動
V 微生物学的方法
    1 栄養培地の準備
    2 無菌技術(火炎滅菌とガラス器具の加熱)
    3 接種技術
VI 統計学的方法
    1 確率と確率分布
    2 平均、中央値、百分率、分散、標準偏差、標準誤差、t検定、χ2検定の適用

実体顕微鏡下でのピンセット操作

顕微鏡の基本的な使い方

油浸対物レンズによる高倍率顕微観察

マイクロピペット操作

    マイクロピペットの使い方を説明したページ(2015年 広島大会 21ページ)
    2016年 筑波大会予備体験資料から抜粋

    プッシュボタンの上げ下げ動作は少なくとも1秒はかけてゆっくりとする。液体を吸い上げるときにチップを超えて自動ピペットの中まで吸い込んでしまったり、液体を排出するときに泡を立てたりしないように注意する。ぴったり 定量はかりとり、定量加えるのがピペット操作のかんどころ。


電気泳動

植物の切片の作成

準備中

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